ACTIVITIESわたし達の取り組み

食品メーカーとしての取り組み

野菜・果物をチップスに加工するなど農産物にこだわった製品づくりを展開

「農産物を手軽においしく、いつでも食べられる」をテーマに食品を製造、販売しています。その中のひとつに真空フライヤーを使用し、イチゴや柿などのフルーツ、じゃがいも、レンコンなどの野菜などをチップスにした商品があります。チップスはスナックとしてそのまま食べることも出来ますが、食材としても活用度が高く、注目されています。また、防災食・保存食としても優れています。またチップスの他にも農作物を中心に、素材と製法にこだわった商品も展開していきます。

神戸咲く咲くチップス

真空フライは、気圧が低い状態でお湯が100度以下で沸騰する原理を利用し、低い温度で水分が蒸発する空間を人工的に作ります。具体的には、真空状態で、100度以下の食用油を熱媒体として食品を乾燥させます。味や香り、栄養価をそのままに保持したヘルシーなチップスになります。

6次産業化の取り組み

農作物に付加価値をつけ、多角化・事業化へのアプローチを

6次産業化とは、農林漁業である「1次産業」と、加工を行う「2次産業」、流通・販売の「3次産業」が融合し、農林水産物に付加価値をつけることです。生産、食品加工、流通・販売をトータルで行うことで、生産者の事業の発展、拡大はもちろん、地域資源の活用、雇用の促進にも繋がります。
神戸咲く咲くHarmonyでは、野菜や果物をチップス加工するという実績があります。チップスは、商品として優れているだけではなく、規格外商品による農作物破棄の削減にも繋がり、エコロジーな観点からも評価されています。また、兵庫県下の農家とコラボレートし、篠山の名産である黒大豆、神戸市西区産の太秋柿を加工、商品化。農産物生産者のニーズに応え、共に歩んでいくパートナーとして、加工方法、流通、販売方法など、様々な分野での事業連携も行なっています。
神戸市が進めている「食都 神戸2020」というプロジェクトにも賛同しています。これは地産地消を推進し、「EAT LOCAL KOBE」という、神戸で食を通してコミュニケーションを行うという試みです。神戸の農家、スローフードの良さを発信するよい機会と捉え、積極的に取り組んでいきます。

PROJECT 01 丹波黒大豆 事例

PROJECT 02 神戸太秋柿 事例

大学・学生との連携および教育支援

次世代の農業の発展へ大学の研究活動にも協力

神戸咲く咲くHarmonyでは、人とつながることを大切にしています。若い世代へエールを送り、研究協力などを行なっています。例として、神戸市が”神戸の農業”や神戸産農水産物推進の為に、農商工学生連携の取り組みとして行っている「にさんがろくプロジェクト」へ参加し、商品開発の指導を行っています。
また、阪南大学経済学部石井ゼミの学生の皆さんと、真空フライ技術による資源有効活用について勉強し、インドネシアの子供たちに向けて、野菜や果物のチップスを自分たちで製造する実習体験も行いました。
これからも、農業、食文化を支える次世代の人材の育成に貢献できるよう、企業として尽力してまいります。